ごあいさつ
場面緘黙の支援
支援(クラスメイト向け)
支援(クラスメイト向け)
みなさんのクラスには、このような子はいませんか?
たとえば、学校で一言も話さない子、体育のじゅぎょうや、休みじかんにみんなで遊ぶときに固まって動けなくなってしまう子。
そのほかに、いつもドキドキしたようすで、きゅうしょくが食べられなかったり、そうじができなかったり、じゅぎょう中ノートがとれなかったりする子もいるかもしれません。
みなさんに分かっておいてほしいことは、このような子たちはみんな、わざとではないということです。
本当は家で話せたり、元気に動けたりするのに、学校や外にでると、とてもきんちょうしたり、不安になってしまって、できなくなってしまうのです。
そのため、学校でできないことがあって困ることがあります。
そこで、もしみなさんと同じクラスにこのような子がいたら、みなさんにおねがいしたいことがあります。
みなさんにおねがいしたいこと
ばめんかんもくの子は、言葉でつたえることができなくても、心の中でうれしい気もちになったり、かんしゃしたりしています。
みんなの優しさのおかげで、前向きになれたり、学校に来られたりしているかもしれません。
へんじがなくても、せっきょくてきに話しかけ、かかわりをもってあげてください。
よろしくおねがいします。
①「おはよう」「さようなら」などのあいさつをしてあげてください。
②話すことができなくても、ほかの方法(かみにかく、うなずく)でコミュニケーションがとれることがあります。ゆっくりお話をきこうとしてあげてください。
③もし、いどうするときに、体がうごかせなくなってこまっていたら、先生をよんだり、手をかしてあげてください。
④話せないこと、動けないことなどをからかったり、せめたりしないでください。