場面緘黙の支援
支援とは何か?
まず、”支援”とはいったい何でしょうか?
国語じてんによると、「他人に力を貸して助けること」とあります。
”支援をする”理由は、その人にこまっている様子が見られるからということが多いでしょう。
しかし、すべてのこまっている人から、「困っているから助けてほしいです。」というメッセージを受け取ることができるのでしょうか?
とくに、場面緘黙の子はむずかしいと考えられます。場面緘黙のとくちょうからそのことがよく分かります。
じっさいに、場面緘黙の子は自分から学校の先生や友だちにそうだんすることがむずかしいです。またお家の人にも、自分のじょうたいを上手くせつめいできずになやんでいるかもしれません。
そのため、場面緘黙の子の支援では、”気づくこと”、”助けをもとめてくることをまたないこと”、”すすんではたらきかけること”が大切です。
場面緘黙の子にとって、みぢかな人は、先生・クラスメイト・お家の人などがいます。
ところで、なぜ支援がひつようなのでしょうか?
場面緘黙の子が自分らしく、明るい生活を送れるようにせなかをおすために、支援がひつようであると考えられます。